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2008年と09年は1試合3三振がなかったイチローだが、今年はすでに3度目となっている。
三振の数は8月1日現在、すでに60個に達し、
56試合を残して1年目の53個をすでに超えた。目下92個ペースで、
年間としては07年の77個がワーストだが、その数字も大幅に上回る勢いとなっている。
打席当たりの三振の確率的にも今年は13.7%で、
これまでの最高値11.4%(07年)と比べても、率が高い。
ヒットの数が伸びていない。8月1日の試合でも4打数無安打に終わり、
106試合で134安打。1試合当たり1.26本で、
キャリアのヒットペース――1.41本/試合を大きく下回っている。
このペースなら残り56試合で71安打。で、ここまでの数を足すと、
計205本という計算。これでは貯金がないのも同然で、
ふくらはぎを痛めて欠場した昨年のようなことがあれば、
10年連続200安打はたちまち危うくなる。
ちなみに、200安打到達には残り56試合で66安打が必要だが、
これはキャリアで2番目に遅いペース。これまでで一番遅かったのは08年で、
56試合を残して69安打を必要としたが、この年は8月に43安打を記録して、
安全圏に持ち込んだ。
毎年、ミラクルを起こすイチロー。
チームが長く低迷して相手ピッチャーも、イチローと勝負する必要がなく
ストライク球を投げる率も極めて低い・・・
こんな中でずっと200安打を達成してきたのもスゴイことですが、
今年は本当に大変なシーズン、ぜひ8月は盛り返して欲しいです!