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日本が誇る不動のボランチに、イタリアから熱視線が注がれる。
セリエAのジェノア、ブレシャ、ボローニャが遠藤の獲得に乗り出していることが判明した。
まず、サンケイスポーツ取材に「確かに検討している」とクラブ幹部が認めたのがジェノアだ。
かつてFW三浦知良(現横浜FC)が日本人初のセリエA選手として所属。
スクデット(リーグ優勝)9度の名門は、70年以上も国内タイトルから遠ざかっており、
近年はイタリア代表FWトニ、ポルトガル代表MFベローゾを獲得するなど積極補強。
遠藤もその補強策のひとりとしてリストアップされた。
大手玩具メーカーを経営するプレツィオージ会長は、任天堂など日本とのつながりも深く、
商業面の効果にも期待しているという。
関係者によると、元イタリア代表FWバッジョ氏が在籍したことでも知られるブレシャも
獲得に動き出したことが分かった。FW森本、MF松井の獲得に動くなど日本人獲得に積極的で、
ボランチのコマ不足という実情もある。さらに、3日付伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)は、
元日本代表MF中田英寿氏が所属し、DF長友の獲得にも動いていたボローニャも調査を開始したと報じた。
遠藤とG大阪との長期契約による移籍金がネックになるが、
ジェノア関係者が近日中に来日して交渉を開始するとの情報もある。
G大阪側の対応次第では一気に進展する可能性がある。(サンケイスポーツ)
最近はロベルト・バッジョ氏の現場復帰などで話題も多いセリエA
日本人にも馴染みの深いリーグなだけに、非常に期待しています。