本格炭火焼 「鳥ざん」

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海外 政治

   

(CNN) シンガポールの初代首相を務めたリー・クアンユー氏(87)が29日夜、
胸部感染症のため国内の病院に入院した。報道担当者が30日伝えた。詳細は明らかにされていない。
リー氏は27日に転倒し、翌28日に病院で理学療法による治療を受けたが、
同日夜のビジネス会合では講演ができる状態だったという。
リー氏はシンガポール建国の父と言われ、1965年にマレーシアから独立した同国を物流と金融の一大拠点とし、世界有数の富裕国に育て上げたことで広く知られている。
一方で、報道や政治活動からチューインガムの販売に至る社会生活のあらゆる側面を法規制の対象とした。
90年には権力の座を自らゴー・チョク・トン氏に譲った。
3代目となる現首相は、リー氏の息子のリー・シェンロン氏。

若い世代の方はご存知ない方もいると思われますが、
このリー・クアンユー氏とはまさに現代シンガポールの父といわれた人物です。
発展途上国だったシンガポールを急成長させ、
いまや「ガーデンシティ」「グリーン&クリーンシティ」の異名をとる素晴らしい近代都市にまで成長しました。
リー・クァンユー氏(当時、首相)は、さらに自由貿易を拡大し、海外からの観光や金融の誘致、高度教育、
情報化社会に力を入れ、現在では購買力ランキング1位になるほどの経済成長、発展を遂げました。
また、海外からの人を迎えるにあたって、安全でクリーンな国をアピールするために、厳しい罰金制度、
厳しい処罰制度をもうけていることでも知られています。
ガムやタバコのポイ捨てなんかは国の法律で厳しく罰せられます。
第二次大戦の頃は日本占領時代もあり、「リトル・ジャパン」ともいわれていました。
リー・クアンユー氏は現在に至るまでの国づくりを日本をモデルにして政策を進めたことでも知られ、
日本との関係は非常に歴史もあり、日本人観光客も多い人気のスポットです。

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