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(CNN) スペイン北東部サラゴサ郊外の新興開発地アルコスルに6日、
「Avenida de Super Mario Bros(スーパーマリオブラザーズ通り)」という名の通りが誕生した。
アルコスルにはほかにも、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「スペースインベーダー」「レジェンド・オブ・ゼルダ」など、ビデオゲームのタイトルを冠した通りが十数本、建設される予定だ。
アルコスル地区会長のアントニオ・アルムディ・ミランダさんによると、
住民のオンライン投票で、伝統的な名称よりもこうしたビデオゲームのタイトルのほうが好まれたのだという。
アルコスル開発地区は、初めて住宅を購入する20~35歳の若者を対象とした政府主導のプロジェクトで、
2万1000棟以上の住宅が建設される。25歳のアルムディさんは、「僕らはビデオゲームとともに育った世代だ。ゲームに親しみがある」と語る。
スーパーマリオブラザーズ通りは全長ほぼ1キロで、アルムディさんの家を含め数百棟が建設される予定だ。
6日には式典が催され、任天堂の代表者からスーパーマリオ25周年の記念品も配られたという。
住民たちは、戦争の英雄や暴力的なキャラクターではなくスーパーマリオが通りの名称になることを
誇りに思っているとアルムディさんは話す。
だがこの名称には、住民たちのもう1つの狙いがある。メディアの注目を集めることで、
完成予定の2012年までにアルコスルの建設を完了させるよう政府に圧力をかけたいのだという。
お馴染みのゲームタイトルが街の通りや建造物の名前になるというのは、面白い取り組みですね。
日本だけでなく、世界的に今の世代は「テレビゲーム世代」になるようで、
確かに親しみ易いといえば、親しみ易い名前ではありますが・・・ユニークな発想ですね(笑)