国外 事故
【バンコク時事】AFP通信によると、カンボジアの首都プノンペンで22日夜、
年中行事「水祭り」に集まった見物客がメコン川に架かる橋の上で折り重なるように倒れ、
少なくとも345人が死亡、400人以上が負傷した。外国人が巻き込まれたとの情報はまだない。
フン・セン首相がテレビを通じて発表、「(人口の4分の1が死亡した)ポル・ポト派時代以来の最悪の悲劇だ」と
述べ、25日を追悼の日にするとした。事故の原因究明のための委員会も立ち上げる。
詳しい事故原因は不明だが、AFPは政府報道官の話として、
犠牲者のほとんどは窒息と内臓の損傷が死因だと伝えた。
報道官は、見物客の間に橋が壊れそうだとのうわさが広まり、
逃げ場のない混雑した場所でパニックになったとの見方を示した。
目撃者によると、市街地と川の中州ダイヤモンド島を結ぶ狭い橋の上で、見物客の中で押し合いが始まった。
川に飛び込む人も多かったという。
カンボジア最大のお祭りといわれる「水祭り」での最悪の被害。
祭事には200万人ほどが来るとも言われ、その中でのパニックからの事故のようです。
負傷者の多くは内蔵などの損傷が多く見られるようで、さらなる被害拡大が懸念されます。
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