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八百長メール問題により大相撲春場所の中止が正式に決定した6日、
芸能界の大相撲ファンにも衝撃が走った。
NHKの大相撲中継にゲスト解説者として登場するアーティスト、デーモン閣下は、
「万事に大らかであることは大相撲の魅力の一つだが、万事に腑抜けているのではもはや魅力とは言い難い」
とバッサリ切り捨てた。
07年に起きた時津風部屋での力士死亡事件や、翌08年の大麻事件など、
角界で不祥事が起きるたびにゲキを飛ばしてきたデーモン閣下。
だが、今回ばかりは「『全力士に疑いの目が向けられている』という点で、
一連の不祥事と一線を画すほど根が深い問題だ」と指摘し、
「まじめにやっている力士たちの無念さを思うとファンとしても心苦しい」と悔しさをにじませた。
日本相撲協会が同日、全容解明まで本場所を無期限で中止する方針を明かしたが、
デーモン閣下は「角界は、もう土俵際を通り越して外に押し出された形」とまで言い切り、
早期解決は困難であることを暗に示した。
それでも「失われた信用を回復させるための本当の戦いはこれからである」と叱咤。
「我々ファンは願望を述べることぐらいしかできないわけだから、自身の力で立ち直ってもらうしかしようがない」
と復活を願った。
同じく相撲中継のゲスト解説として出演歴があるタレント、はなわ(34)も
「ついにこの時が来たかという気持ちです」と苦しい胸の内を吐露。幼少時から相撲に魅せられ、
ベース漫談で取り上げた振分親方(元横綱武蔵丸=39)の断髪式に参加するほどのファンだけに、
「頑張っている力士がたくさんいることも忘れてはいけません。時間がかかってもいいので、
子供たちが熱狂し感動できる新しい大相撲、『NEW SUMO』を本気でつくっていただきたい」と力を込めた。
芸能界にも角界問題は様々な波紋を呼んでいます。
前回の事件から時期早くしての今回の問題・・・正直、まだまだありそうに思えてなりません。