福島原発
東京電力の記者会見で、15日午前7時5分ごろ、
福島第一原子力発電所3号機の原子炉が入っている建物の上部に、
蒸気のようなものが漂っていることを明らかにしました。
また、福島第一原子力発電所の3号機で、格納容器の中にある使用済みの核燃料を保管するプールが、
14日午前に発生した水素爆発によって、格納容器の上にある原子炉建屋の屋根が吹き飛んだことから、
プールの上を覆うものがなくなっている状態であることも明らかにしました。
このプールは、原子炉で燃焼させて使い終わった使用済み核燃料を移動させて
冷やすために設けられた設備です。
通常の状態では、プールの水を循環させて核燃料を冷やしていますが、
福島第一原発では停電が起きていることなどから、冷やす機能が失われている可能性も大きいということです。東京電力は記者会見の中で、3号機の原子炉が入っている建物の上部に
蒸気のようなものが漂っていることとの関連について、「現時点では明確な答えはできない」としています。
津波や地震の再発だけでも被災地住民は大変なのに、
さらに原発の問題・・・本当にどうして良いか分からない状態です。
一つずつでも良いから、問題を解決していって避難生活を強いられている皆さんの不安を
少しでも軽くしてあげて欲しいです。
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