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【ベルリン=宮下日出男】イタリアからの報道によると、ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、
枢機卿会議で今月28日で法王を退位する意向を表明した。
高齢で法王の職務の重責を果たせなくなったことが理由としている。法王は事実上の終身職であり、
存命中の退位は極めて異例。「自己の意思による退位」は1415年のグレゴリウス12世以来、
約600年ぶりとみられる。(産経新聞)
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2月11日、ローマ法王ベネディクト16世(85)は、職務遂行に必要な精神的、肉体的な力がなくなったとして、退位する意向を表明した。バチカンで9日撮影(2013年 ロイター/Alessandro Bianchi) |
前法王のヨハネ・パウロ2世もそうでしたが、ローマ法王は亡くなられてからの交代が常でした。
現職のベネディクト16世は、ローマ法王として初めてのツイッター導入など
非常に柔軟な姿勢で職務についていましたが、今月をもっての退位となり
次の新ローマ教皇を選出するための選挙「コンクラーヴェ」が行われます。
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