川崎ＦのＭＦ中村憲剛

　６月に開幕するＷ杯ブラジル大会に出場する日本代表メンバーは１２日午後２時から発表される。ザッケローニ監督が選ぶ２３人はどうなるのか、ポジション別に予想した。

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　【ＧＫ】予想枠は３。川島、西川、権田の３人が順当に選出される可能性が高い。２大会連続出場となる川島が不動の地位を築いており、第２ＧＫの西川も昨年１１月１６日のオランダ戦（△２―２）で足元の技術の高さを証明するなど安定したパフォーマンスを継続。権田も国際Ａマッチ出場経験は２試合と浅いが、ザックジャパン発足後は継続して招集されている。４月の日本代表候補合宿に招集された東口らもいるが、サプライズが起きる可能性は低い。

　【ＤＦ】センターバック、サイドバックともに予想枠は４。故障が心配された吉田、内田に起用のメドが立ったことで順当なメンバーが選出される可能性が高い。センターバックは吉田、今野、森重の３人は当確で、最後の１枠を伊野波、塩谷、鈴木、山下らで争うことになりそう。サイドバックでは長友、内田の２人が確実で、酒井高、酒井宏も有力とみられる。待望論の強い闘莉王（名古屋）、必死のアピールを続ける槙野らの逆転選出の可能性は低そうだ。

　【ＭＦ】予想枠は攻撃的ＭＦが５か６、ボランチは４。２列目は不動のレギュラーである本田、香川、岡崎は当確。所属クラブで調子を落としている清武も指揮官の信頼は厚く有力とみられる。残り枠を斎藤、原口、工藤、石原、南野らで争うが、サプライズ候補として昨季Ｊリーグ得点王の大久保、２大会連続Ｗ杯出場を狙う中村憲らベテランの名前も挙がる。ボランチは遠藤、長谷部、山口の招集が確実視され、残り１枠を細貝、青山、高橋、柴崎らで争うことになりそうだ。

　【ＦＷ】予想枠は２か３。昨夏の東アジア杯で頭角を現して一気に信頼を勝ち取った柿谷、大迫の２人が本命となる。ザッケローニ監督は１ポジション２人の招集を基本とするが、攻撃的ＭＦを１枚削って１トップタイプを増やす可能性もある。パワープレー要員として豊田、ハーフナー、Ｊリーグで結果を出している川又らにもチャンスはありそうだ。１１年アジア杯で優勝に貢献した前田（Ｊ２磐田）は昨夏のコンフェデ杯を最後に代表から遠ざかっているだけに、選出される可能性は低い。

いよいよ今日発表ですね。

ワクワクしますね！！