スポーツ 相撲
(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)(十枝慶二)
横綱の引き際は潔くあるべき--。そんな美学は、大正時代の名横綱・栃木山から始まった。3連覇を果たした後、1度も土俵に上がらないまま引退した鮮やかな引き際は、引退から6年後の第1回大日本相撲選士権で、現役の横綱・大関たちをなぎ倒して優勝したエピソードでさらに彩られた。栃木山の弟子の栃錦をはじめ、何人もの横綱たちがこの引き際を踏襲し、称賛されたことから、いつしか潔さこそが横綱の「理想の引き際」として揺るぎないものとなった。(十枝慶二)
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賛否有りますが・・・
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