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松山、プレーオフ制し米ツアー初優勝
日刊スポーツ 6月2日(月)7時20分配信
<米男子ゴルフ:メモリアル・トーナメント>◇最終日◇1日◇オハイオ州ダブリン、ミュアフィールドビレッジGC(パー72)
最終ラウンドが行われ、3位で出た松山英樹は通算13アンダーの275で並んだケビン・ナ(米国)とのプレーオフを制して米ツアー初優勝を飾った。
松山はこの日、8バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で回った。
日本選手による制覇は08年5月の今田竜二以来4人目。22歳での優勝は最年少となった。優勝賞金111万6000ドル(約1億1380万円)を獲得した。
松山は「優勝できてうれしいですね。ショットが良くない中でもアイアンショットでバーディーチャンスにつけられた。パットが足を引っ張ったけれど、最後の18番でそのパットでカバーできて良かった」と笑顔を見せた。
松山は15番でバーディーを奪い、15アンダーで単独首位に立った。
しかし続く16番のティーショットを池に入れてしまった。ドロップエリアから第3打を打ち、このホールはダブルボギーとし、13アンダーでケビン・ナと並び首位タイとなった。
17番はラフからのパットがショート。ボギーとなり、トップタイから落ちた。
18番はティーショットでクラブが折れるハプニング。それでもラフに落ちたボールが転がってフェアウエーに戻ってきた。第2打はピンに1メートル半につけるナイスショット。バーディーパットを決めて13アンダーでプレーオフに持ち込んだ。
プレーオフに向かう前の軽い練習では「(クラブが)折れちゃいました」とリラックスした様子だった。
プレーオフは18番から始まった。松山は3番ウッドでティーショットを打ったが、右のバンカーに入れてしまった。ケビン・ナも左のクリークに入れてしまう展開。ケビン・ナはクリーク横から第3打を打ち直して右サイドのラフに。松山は第2打、5番アイアンでバンカーから打ち、グリーンを越えたがギャラリーに当たって戻ってきた。ケビン・ナの第4打はカップを大きくオーバー。松山の第3打はグリーンに止めた。松山は先にパーパットを決め、初優勝を飾った。
日本人として最年少優勝おめでとうございます!!