スポーツ プロレス
小橋「三沢さん、そして馬場さんに届くよう」
スポニチアネックス 5月12日(日)7時1分配信
◇小橋建太引退記念試合(2013年5月11日 日本武道館)
【小橋に聞く】
【写真】引退試合を終え、母・都さんと妻のみずき舞をリングに招き入れる小橋
――どんな思いで(最終戦に)臨んだ。
「いつもと変わりなく、普通に寝ることができて。朝早く起きて、道場に行って練習して。
そして武道館に来ることができました」
――25年間プロレスをやってこられた理由は。
「プロレスが好きで、応援してくれる皆さんがいる。それが、続ける力になりました」
――GHCのベルトを巻いて入場しました。
「現チャンピオンがいるので、ベルトを巻いていって良いのかと思ったが。最後なんで、自分の思いを通しました」
――そのベルトは10年前、三沢選手から獲ったベルトですね。
「三沢さん、そして馬場さんには心の中で引退しますと。天国に届くように言いました。
(場内で三沢コールが起きる)今の三沢コールは引退試合ができなかった三沢さんへのコールだと思うので、
僕もうれしいです」
――ファンへ最後のあいさつは。
「26年前入門をして、いろんなことがありました。苦しいこともたくさんありました。しかし、それを乗り越えたとき、何倍ものうれしいこと、幸せなこと、たくさんありました。
その幸せなプロレス人生をともに歩んでくれたファンの皆さん。本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。小橋は最高のプロレス人生を送ることができました」
全日本プロレス時代には、四天王プロレスと称された小橋選手。
長い現役生活に幕を閉じます・・・本当にお疲れ様でした。