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緊急事態!ヨルダン戦、本田&長友は厳しい

サンケイスポーツ 3月8日(金)5時0分配信

緊急事態!ヨルダン戦、本田&長友は厳しい

勝てば5大会連続W杯出場が決まる大一番に王様が不在の危機(写真:サンケイスポーツ)

 ザック・ジャパンが“飛車角落ち”のピンチ! 日本サッカー協会・原博実技術委員長(54)が7日、欧州視察から帰国。勝てば5大会連続出場が決まる26日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦(アンマン)に関し、所属クラブで戦線離脱中のMF本田圭佑(26)=CSKAモスクワ、DF長友佑都(26)=インテル・ミラノ=について「間に合うかどうかは厳しいかもしれない」と欠場も視野に入れていることを示唆した。この2人も含め、欧州クラブ所属の19人に招集レターを送付。回復を信じて推移を見守る。

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 5大会連続となるW杯チケットを目前に、ザック・ジャパンが「背骨」と「翼」を欠く可能性が出てきた。欧州視察を終え、羽田空港に到着した原技術委員長はMF本田とDF長友について、楽観視できない状況を明かした。

 「間に合うかどうかは厳しいかもしれない。可能性があるのであれば、呼びたいと思っている。(所属クラブとは)慎重に情報交換している」

 本田は6日にモスクワ郊外の練習場で別メニューの練習を開始したものの、インフルエンザによる体調不良、バルセロナの病院での右膝検査と古傷の足首痛の治療で2月13日からチームの練習に参加できていなかった。長友は同24日のACミラン戦で左膝靱帯(じんたい)などを負傷し、戦線離脱した。

 特に不安視されるのは本田だ。6日にモスクワ郊外の練習場で練習を再開したが、CSKAのヤルドシュビリ医師は地元メディアに「いつ万全になるか、はっきり言えない」とコメント。原委員長も「(現在の体調について)細かい部分は言えない」と明言を避けた。

 W杯最終予選で4得点の本田について、アルベルト・ザッケローニ監督(59)は「背骨は変えたくない」と、不動のトップ下として絶大な信頼を寄せてきただけに、欠場となれば大きな痛手だ。不動の左サイドバックとして欠かせない長友はブログで早期復帰を示唆。17日のサンプドリア戦での復帰を見据えて回復メニューに取り組んでおり、熱い思いが実を結ぶ可能性は十分にある。

 日本協会はこの日、本田、長友を含む19人の所属クラブに招集レターを送付したことを発表。2人の所属クラブには「負傷状況は把握しているが(出場の)可能性があればギリギリまで待って判断したい」という内容の異例の文言も加えた。

 「(本田が)万全になるよう(クラブと)連絡をとっているし、そこを無視して呼ぶことは思っていない。彼ができるだけ一番いい状態でやれるのがいい」と原委員長。ヨルダン戦前の強化試合・カナダ戦(22日、ドーハ)で、数分間でもピッチに立てることを一つの判断基準に、今は2人の回復を信じて待つ。

W杯目前で重要な2枚のカードに危険信号ですね。

選手のことを考えると万全の状態で出して欲しいですね。

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