エンターテインメント
八神純子 10年ぶり日本公演!震災支援も続ける
スポニチアネックス 11月3日(木)7時2分配信
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ヒット曲を連発していた当時の八神純子=1978年撮影 |
結婚を機に米国に移住した歌手八神純子(53)が2日、
東京渋谷のSHIBUYA―AXで10年ぶりの日本公演を行った。
ジャズのビッグバンドの演奏をバックに「みずいろの雨」(78年)、「パープルタウン」(80年)などヒット曲を連発。「歌えなくなると悲しいから、歌を忘れたカナリアにならないようにしていました」とボイストレーニングや、
腹筋など筋トレを続けてきたという。その成果で、70~80年代のころのようなのびのある力強い声で
約700人の観客を魅了。「クリスタルボイス」健在を印象づけた。
86年に当時音楽プロデューサーで現在は弁護士の英国人、ジョン・スタンレー氏(55)と結婚。
子供2人の母として子育てを優先し、日米間を往復しながら開催してきた公演も01年以降は行っていなかった。
今回は「25年ぶりの本格的活動再開」と位置づけ、
来年1月25日には15年ぶりのアルバム「VREATH(ブレス)」を発売。
2月には全国ツアーも行う。「子供が(長女22歳、長男18歳と)大きくなったので本格的にやります」と笑顔。
「夫は“本気でやるの?”と言っていました」と苦笑した。
東日本大震災の被災者への思いもある。帰国予定日前日の3月11日に震災が発生。
その後、「頑張れ!日本 愛する!日本」と復興を願ってバラード「翼」を製作。
被災地で支援活動も行ってきた。被災者から「ありがとう」と涙ながらにお礼を言われて胸が熱くなり、
「支援を続けたい。頑張って歌っていこうと思いました」と語った。
当時は「クリスタルボイス」と言われた透明度のある高音域の声で
多くのファンを魅了した八神純子さん。
今年は特に、往年の歌手が震災後に復帰して精力的に活躍。
支援活動のために唄うベテラン歌手に、多くのファンは胸を打たれたのではないでしょうか?
上田正樹さんも石巻の子供たちと「復興の歌」を制作するなど
まさに日本が一丸となって頑張っていますね!