本格炭火焼 「鳥ざん」

福岡 焼鳥・肉料理 本格炭火焼 鳥ざん

*

スポーツ ゴルフ

   

試合よりボランティア…松山“恩返し”の牛乳配達

スポニチアネックス 4月14日(木)7時3分配信

試合よりボランティア…松山“恩返し”の牛乳配達
拡大写真
マスターズを終え帰国した松山

松山が牛乳配達で再スタートを切る。
マスターズで27位に入り、日本人初のベストアマに輝いた松山英樹(19=東北福祉大)が13日に帰国し、
東日本大震災の被災地でボランティア活動に取り組む意向をあらためて表明した。
16日から避難所に牛乳を配る作業に携わる予定だ。プレーで勇気を届けた後は、
自ら汗を流して復興を支援する。

成田空港の到着ロビーに現れた松山は無数のフラッシュを浴びた。
27位でベストアマに輝いたマスターズの活躍で注目度は一気にアップ。
そんな中、19歳が次に選んだのは試合ではなく、復興支援のために働くことだった。
「仙台に帰ったらボランティアをする。避難所に行くのは初めて。
いろいろな人の指示を受けてやりたい」と話した。

マスターズに同行した東北福祉大の阿部靖彦監督によれば、
関係者から1000本単位の大量の牛乳が大学に届いており、
それを学生が石巻や仙台の避難所に車などを使って配る計画があるという。
震災が起きた3月11日はゴルフ部のオーストラリア合宿に参加中で直接被害には遭わなかったが、
一時はマスターズ出場辞退も考えた。だが被災者らからの激励メールで渡米を決断。
プレーで勇気を届けることで恩返しの気持ちを示した。

日本に戻ったのを機に今度は現場で直接支援に取り組む。
牛乳配達で避難所を訪れた際には被災者と言葉を交わす機会もある。
松山は「自分がマスターズで経験したことを伝えたい」と
最高峰の舞台で諦めずにプレーしたことや世界中から日本へ応援の声が届いたことなどを伝えるつもりだ。

14日は日本ゴルフ協会などに報告。15日に仙台に戻る予定。ボランティア活動は16日からとなる。
中止になっている学生の大会も多く、次の出場試合は未定。
今後の目標について「もう一度、マスターズの舞台に立ちたい。
そのためにいろいろな試合に出て一つ一つ課題を持って大事にやりたい」と話したが、
自身の夢よりもまずは地元のために汗を流す。

≪全米OP予選へ4月末から合宿≫松山は4月末からゴルフ部の合宿で再始動する。
阿部監督は「何も決まっていないが、プロのツアーからもいろいろお声をいただいている。
全米オープン(予選)も本人が本当に出たい気持ちがあるなら」と話しており、
今後は5月23日の全米オープン日本予選、同26日開幕の男子ツアー、
ダイヤモンドカップ(千葉CC梅郷C)の出場を視野に入れて調整する。

まさに当時の石川 遼 選手のように「時の人」となった松山さん。
日本のゴルフ界に新風を巻き起こしてくれることを期待しています!!

 - ブログ